2011/05 report

第87回 定例活動報告
「東の森(5月15日 第3日曜日)」

全体報告<大日向>

01.jpg朝礼風景武蔵五日市駅へ向かう途中、昭和公園の栃の木が満開でした。都内の栃の木は枝打ちされて花も咲かないみじめな街路樹となってますが、昭和公園の栃はのびのびと枝を張り自然木のきれいさを見せつけています。

沿線からホウノ木の花、藤の花も見られ、また登山客も増えて山に入る気分も高まります。自転車で2時間半をかけてくる常連を含めて16名が集まりました。

五月晴れでテラスまで登るだけで適度な汗が出ますが、谷風が心地よい気持ちにさせてくれます。
主な作業はぼさ刈り・除伐(別記)、テラス周辺(別記)とに別れました。

17.jpgかかり木の処理18.jpg黙々とボサ刈り00.jpg黙々と草刈り

ぼさ刈りは竹林の上で5名ほどが横一列になってひたすら作業をし、久しぶりに気持ちが集中したとはベテランの言ですが、懐が深く倒木も多い事から夏の間はこの場所だけで大いに楽しめます。斜面からは整理された竹林が見通せ、又いまだ花盛りのシャガが木漏れ日を浴びて輝いてました。

別のチームには雑山の中低木の樫を切ってもらいました。冬場での高木伐採の準備の為です。
テラス周辺も雑草の刈り取りもありきれいに整備されました。作業場は常に整理整頓がモットーです。

02.jpgクヌギの新芽05.jpg昼食後のひととき06.jpgシャガ

ドングリ
一週間前に萌芽したドングリ(クヌギ)が一斉に芽を伸ばし、長いのは10センチを越え驚異的な成長です。併せて草も生えないヒノキ林に埋めたドングリはわずかに2本が萌芽しただけで、環境しだいということを実感してます。

季節がら昼食後は動くのが大儀になりますがそれでも身体を動かすと夢中になり、一日が終わってしまい不思議なものです。

4期目の決算が承認され、夏のバーべキューの日程も決まりました。以前参加した台湾の若手が大変気に入ってくれてバーべキューに合わせて来日したいとの事で大歓迎です。

軒先農産物販売はキャベツ他多数、野菜が安くなっているとの事ですが新鮮、安全、美味しいが何よりです。
アフター5は珍しく10名が揃い、久しぶりに参加した宴会部長が座をにぎわしてくれました。


07.jpgシャガ12.jpg柚子の新芽16.jpg根こぎ状態の樫の木からも…

活動報告<尾島>

しばらく振りの山

前回の参加が4月の初め。柔らかい新緑が美しい季節でした。一月余見ない間に緑は力強い色合いに変わっていました。基地へと続く畑の中の小道で振り返ると、向かい側の山は木が葉の層を厚くして、木によって色相の違う緑をもこもこと重なり合わせています。それが稜線に頭が見える赤い鉄塔(私には鳥居に見えてしまうのですが)とのコントラストを際立たせています。

31.jpgボサ刈り済み長期間の山行きから下りてきた私は足の調子に少々不安があったので、午前中は野菜切りのサポートをしましたが、それが済むとボサ刈りを見に行きました。数年前、ぼんぼりに初参加した時に入った孟宗竹林の谷の道を挟んだ反対側にそのエリアはあり、まだ手を付けたばかりで“やりがいがある所”のようでした。昼食までにそう時間がなかったので、上に行かず「第2ははその道」の入り口にある炭窯跡の前に積んであったボサ刈りした枝を整理、移動させ窯跡が見えるようにしました。

午後もそこに入り、ボサ刈り。殆どが径数センチまでのもので、そう力が要るものではないのですが、斜面が急で足場をしっかり確保しないと滑ります。また、ある程度太くなると倒した時に撥ねないかと気になります。そんな危険と隣りあわせではあるのですが、それらの危険をクリアしながら伐り進み下を見た時、きれいになった斜面を見るのは気持ちの良いものです。

30.jpgボサ刈り予定地径10センチ余の何の木か分らないものを先輩メンバーが「それも伐って」というので、セオリー通りに受け口を作り… しかし、そう簡単には行きません。水平に切り、斜めに鋸を入れ、何処まで切れたかを見ながらまた水平に鋸を入れ、更に斜めの所に入れたりと何回も繰返します。途中で他メンバーの「代わろうか?」との声。しかし、最後までやりたいので断り、漸くの事で三日月形の受け口を外し一休み。続いての追い口はそう難しくなく切れ、受け口がすっかり塞がるように傾いで行きゆっくり斜面に倒れました。その木は他メンバーが処理してくれ、私は引き続き上に向かったのです。件の受け口はとてもきれいに切れたので記念に持って帰りました。2つ目の“きれいな受け口”です。

しばらく振りに鋸を使い、きれいになる山を見るのはとても清々しいものがあります。1月以来の秋川会議にも参加し、こちらもしばらく振りに堪能しました。



活動報告<藤川>

新しいメニュー
今日の汁物は、初めての試みミネストローネ風スープ。味噌をベースにした汁が定番となっているので今日はマンネリを卒業、トマトベース味の挑戦となった。料理完成までの道のりは簡単ではなかった。自己評価は60点(?)。その理由を説明致しましょう。

まず、買い物。いつもと違うものを作るというので、買い物にいつも以上の時間がかかる。買い出しメンバーが各自、家で食べるスープをイメージしてこんなものを買ったらどうかといろいろな意見が出てくる。それを聞きながら、他のご家庭ではどんな材料を入れているのか大変参考になる。結局スープ用に購入した材料は次のようになった。たまねぎ、にんじん、キャベツ1/2、大根 1/2セロリ、鶏もも肉、ブーケガルニ(香辛料)、ミックスベジタブル、コンソメ、トマトホール、黒コショウ。

DSCF0544.JPG次に、料理方法。まず、鶏肉、たまねぎを油で炒めたいが、ちょうど良い大きさの鍋がない。知恵を絞って、コンロ代わりの鉄枠の上に穴の開いた板を置き、火加減を調節してもらう。やけどの危険性と熱の暑さが襲い、過酷な条件下の調理は男性シェフへお任せする。火が具材に通ったところで、他の野菜とお湯の中へ入れる。トマトホール、コンソメもここで投入。後は、具が柔らかくなり味が染みこむまでゆっくりと煮詰める。

04.jpg新メニュー♪今回の新しいメニューで一番難しい点は、調理の役割分担。いつもは「あうんの呼吸」で協力者が男性料理長の下に役割分担がなんとなくできあがる。しかし、今日は料理長が自ら調理したことのない料理をするというので、無言の思いやりをいただく。下手に手を出さない「見守り」サポートを受けた。料理長の出番は、最後の味見。塩と胡椒が足りない、コクがないなあ、など指示に従い味を調整する。

昼食の時間となり、完成したスープをおかわりをする人、おいしいとの感想も聞かれましたが、それ以上に残った量も多かったのです。新しいメニューは、買い物の仕方、料理法、役割分担、味、それぞれに改善の余地ありと評します。



活動報告<清水>

日差しを防ぐ屋根づくり
いつものお昼はトン汁。だが今日は違った。朝の買い物。仲間の一人が「今日はフカヒレスープなんかどうだ?」。「えっ!」って言ったきり何の反応なし。そして却下。それではと「じゃあ、クリームシチューはどうだ?」「前回やったわよ」これもだめ。そうして最後に出かかったのが「ミネ、ミネ・・?? 何とかってあるだろう。ああ、いつも思い出せないんだ、ミネ、ミネス、ミネスト…?」「ミネストローネ?」「そうだ、それ、それ…」「じゃあ、私流に」ということでアユちゃんが引き受けてくれて今日の昼の汁ものはミネストローネに決まった。ぼんぼり山の会では画期的な献立となった。こういう洋風の献立だと我が料理長にとっては理解の範囲を超えることになる。ついぞトン汁という言葉はでなかった。

ところがこの献立が思わぬ効果をもたらした。ミネストローネのおかげで料理に口を挟めなくなった料理長が急に作業に目覚めたのだ。私はと言えば先日来の腰痛で「料理長を見習って何もしなくていいから…」という趣旨のメールをもらって参加し、今日はブラブラしていようかなと思っていたら、料理長が「食卓テーブルの上に屋根をつけないと暑いから屋根を作ろう」と半ば強制的に作業に従事させられた。「柱材は何本いる?」とか「さあ、切りに行こう」とか何故かやる気満々で積極的。おかげで腰の痛みも忘れてしまった。

19.jpg珍しい光景(!?)柞みちの入り口近くに丁度、柱にいい木があるのを見つけた。細く見えても近くによればそれなりの太さがあるのだが、この辺りのは直径10センチ程度のひょろひょろ木。切り倒すのも受け口なんて不要だ。チェンソーである程度切りこんで、ちょっと手で押せば後は重力で簡単に倒れる。枝を払って数本、担いで基地にもって帰る。これで午後の作業の準備完了。そのころ、我が土木班は一人が基地周辺の草刈り。そしてマスターは例によって皆のためにコーヒーを沸かし、飲ませ終わると山の中に散っている仲間のためのコーヒーの出前。あと一人はカメラを担いで取材活動。残った人はミネストローネを作っている。ときどき料理長の顔を立ててか味見を依頼。料理長はいつものように「もう少し塩を多く」とか、「コショウをもっときかせろ」とか一応、的確(???)な指示。そして終わると屋根材の点検。メールに反発したのか、この日の料理長はいつもと違った働き者だった。

09.jpg上、ちょい下、ハイそこ!午後から、屋根の建て方が始まった。4本の柱を建てる穴掘り。料理長が率先して穴を掘りはじめる。穴掘り道具(通称カニ鋏)に挑戦。最初はたどたどしい使い方も、親方に見本を見せてもらってやっているうちにうまく掘れるようになった。数分で全部掘り終わる。やればできるではないか。4本の柱はすべて水平であることが必要。水平を出すための水平器はあるが、4mほどの距離に掛けるまっすぐに板がない。簡単な現場の場合、抜き板と呼ばれる板の縦面を使って測るがそんなまっすぐなものはない。もう少ししっかりとやる場合は水盛缶と呼ばれるものを使う。そんなものもあるわけないのだからどうしょうかと思っていると料理長曰く「テープでやろう」という。そこでビニールテープを張って水平機を下にあてて水平を取る。料理長は少し得意げ。

10.jpg釘打ち…出番ですヨ!次に柱間に横柱を通す。ちょうどブラブラしながら仲間に入る機会を狙っていたボッカのオッチャンにタイミングよくチェンソーで切りこみを依頼。これでボッカのオッチャンは作業の先頭に立つことになる。狙い通りの展開。そうしてヒウチカスガイがないので長いクギを打ち込んで止めなければならない。これには草刈りを終えたばかりで、きちんとした性格のオガチャンが一番。この段階に至るといつの間にか作業の主役交代。取材から帰ってきた森林カメラマンも加わる。ボッカとオガチャンそしてカメラマンのトリオで最後の完成。あとは冷やかし組となった。こういうのはこの会のいつものパターン。最初誰かが何か始めると興味をもった仲間があたかも甘い密に誘われるように寄ってくる。そして口を出しはじめ、そのうち手も出し始める。これ幸いと始めた者はなんとなく口だけ出すようになりそしていつの間にか高見の見物へ。

21.jpg出来上がってみれば皆の力で完成という美談に変わる。このようにして食卓テーブルの屋根の骨組みは大勢の手で出来上がった。そして皆でニコニコ。これで次回、よしずを買ってきて開いてのせれば出来上がり。せっかく造ったテーブルも今日の日差しと暑さであまり座る人もいないが、次回からは場所の取り合いになるかもしれない。今日も何となく皆の協力作業となった。この会はこれがいいのかもしれない。

03.jpg竹の子…(子!?)08.jpg柚子の剪定…少し手直し11.jpgお疲れ様でした!

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感想文<皆川>

吉祥寺での集まりで偶然ぼんぼり会員のTさんと隣り合わせになり、4月と5月の2回ぼんぼり山の会を見学させていただきました。4月にお邪魔した時には、他の森林ボランティアグループでご一緒だった方に思いがけず会ったりして、会が急に近い存在に感じられました。

秋には集落の方と柚子の収穫を一緒にやられるとのことですが、山の持ち主の集落のすぐ裏山での作業は非常にアットホームな感じで、”山作業が本当に好きな方々の集団”の印象を持ちました。

現場を案内いただきながら会長さんから今までの苦労話や今後の計画などを伺いましたが、自らの森林への思いがそれぞれ異なる森林所有者との関係を良好に保ち、かつ活動を進めていくのにはいろんなご苦労があるのだろうと察せられました。なかでも「最近の森林所有者は自分の山に興味も関心も薄いようだ」という言葉が印象的でした。

そこで5月には会長さんに無理にお願いして森林のオーナーの方お二人に直接お話を伺いました。いずれも以前、おじいさんやお父さん、あるいはご自分が森林作業に従事しておられたのですが、林業の衰退により今は勤めに出ている、勤めざるを得なかったという方々です。そして後継者も町に職場を求め、集落は過疎化と高齢化を早める結果になっています。国民共通の財産である森林を森林地区の人たちだけにまかせずに、もっといろんな方面からの力を結集できないものでしょうか。

「最近空き家が3軒できた」と言っておられた平家の末裔の方は、山の神をあちこちに祭っていた林業華やかなりし頃のことを懐かしそうに話してくださいました。「山をこのまま放置しておいたら手遅れになる。ぼんぼり山の会の皆さんは本当によくやってくれてありがたい」とお二方から聞きました。山のことを誰よりも知っているからこそ出る言葉として聞くと非常に重いものがあります。

ぼんぼり山の会は、ぼんぼり山地区にとってまさに救世主ではないでしょうか。

それにしても2度ともおいしい鍋をご馳走になってすぐに帰ってしまい大変申し訳ありません。作ってくださった皆さんありがとうございました。

またお邪魔したいと思います。柚子の収穫にはぜひ参加させて下さい。


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第86回 定例活動報告
「東の森(5月7日 第1土曜日)」

全体報告<大日向>

14.jpgゴールデンウィーク明け、天候も優れず曇り空に時々小雨という不安定な一日で、主力メンバーのお休み(連休疲れか?)もあって14名の参加者で始まりました。

主な作業は前回同様にははそ道の上部でのぼさ刈り中心と比較的軽作業で終わりましたが、上部のガレ場を見通すまでになり気持ち明るくなりました。

チェンソーの有資格者が新会員となり会の厚みが増しましたが、私どもの会に魅力を感じ入会したとは嬉しいかぎりです。

森林・環境問題に関心を持った方を案内して、以前に作業した「中の森」を久しぶりに訪れました。小雨の中でも2年ぶりの森は明るく、落ち着いた風情を見せてました。持ち主も喜んでおられ、手入れさえすれば森も応えてくれると実感しました。

小雨の中の昼食は新しいテーブルと椅子で、シチューとコーヒー、地元の方差し入れのたけのこの煮つけとのらぼうが並ぶ風情のある食卓でした。

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ドングリの萌芽
昨年埋めた?クヌギ中心のドングリが一斉に芽をだしました。身の丈5センチ前後ですが夏草に負けないように育ってほしいものです。一方ヒノキ林内の日影に埋めたドングリは全く動きがありません。半日陰植物のシャガが一斉に咲き誇ってました。今日というタイミングに感謝です。

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軒先農産物販売は、採りたてのたけのこ中心。
アフター5は普段お酒を飲めない運転手さんに敬意を表し、彼の地元橋本駅まで遠征しました。



活動報告<松川>

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汗にもいろいろ

何かに取り組む時は段取りが80%だ!という指導を受けてきた。
事前にきちっと準備しておけば当日忘れ物はないし、事がうまく運ぶということだった。

そんな過去の経験から旅行とかゴルフに行く時など準備は前日にすることにしている。
今回(5/7)の定例作業に備え、前日にはノコ・ナタ・ハサミ・ヘルメットなどなど周到に用意した…つもりであった。

作業地につき、汗をかくのは解っていたので早速着替えを始めたが…肝心の作業ズボンがない!?
完全に忘れてきたのだ。しかたがない、穿いてきたズボンで作業するしかない。

今回は徐伐だ。常緑は伐って広葉樹はなるべく残そう!との指示がありさっそく作業に取り掛かる。なるべく汗をかかないようゆっくり作業をしようなどと思っていたが急斜面に汗が流れる。

昼休みにはTさんより「いい汗を流せましたか?」「おかげさまで気持ちよい汗を流すことが出来ました。」とお答えした。

帰りの電車の中で私のそばを通った高校生が「なにか小便臭いな!」にすごすごと冷や汗をかいて車両を替える。汗にもいろいろあるものだ! 今後注意したい。ご迷惑をおかけしました。

それにしてもお昼に準備されたシチューの美味しさに感激しました。ありがとうございました。

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