2011/11 report

第98回 定例活動報告
「東の森(11月20日 第3日曜日)」

全体報告<大日向>

01.JPG前日・前夜の寒々しい雨で活動が心配されましたが、天はぼんぼりを見捨てず!打って変わった快晴で汗ばむほどの活動日となりました。雨の予想で欠席者もでましたが初参加者を含めて28名が柚子もぎのイベントに参加し、楽しんでもらいました。

盆堀の柚子
柚子の木は「柚子の大馬鹿18年」と言われる程成長が遅く、実がなるまでに時間がかかるようです。盆堀地区がまだ元気で活力があった頃、村おこしを兼ねて柚子の木を一斉に植えました。しかしようやく実のなる頃には値段も安くなり、さらに高齢化・過疎化が進んで、山裾を登って手入れをして柚子もぎをする人も少なくなり、大半が放置状態になってしまいました。

山の会がお手伝いをするようになって5年目、豊作不作の年もありますが毎年コンスタントに1000キロ近くをもぎ、下まで運び降ろしてきました。柚子の実は別記のように約480キロを収穫、運び屋さんにも20数往復してもらい、良い汗をかいた一日が終わって皆さんに感謝です。次回の定例にも柚子もぎ部隊が来ることになっていますので、定例の活動と柚子もぎとの並行作業となります。

採石場跡地見学
地元の方の案内で返還された採石場へと寄り道をしました。生活道路から側道へ入り、渓流沿いをくねくね走り、閉鎖されたゲートを開け、さらに四駆でしか行けないつづら折り坂を登りきって視界が開けます。山を削った荒々しい岩肌と広々とした採石場跡と空、天空都市マチュピチュ?です。地元の方はこのエリアを活用をしたいと考えています。

軒先農産物購入は白菜、ほうれんそう、水菜、トウガラシ、しょうが。
アフター5には12名が参加。どういうわけか年金問題等、いつもとは違った話題となりました。

02.jpg今日は柚子収穫のお手伝い03.jpgでもその前に炭を収穫…04.jpgGood job!


活動報告<佐伯>

今年もやってきました、命がけ(!?)のゆずもぎ大会。
去年は不作と思っていたので、今年は当たり年だと楽しみにしていたのだが、残念なことに去年よりも少ない実りだった。

10.jpgでも、だからこそ、成っている実は全部採りきりたいもの。
ところが、行く手を阻む、トゲ、高さ、邪魔する枝、枝で、高枝切りバサミを巧みに操っても、はしごに登っても、あきらめざるを得ない部分もある。執着心を最大にして、どうにかこうにか採ろうと奮闘するのだが、最後には上を向いたままの自分の首が痛くなってしまってギブアップということもある。

それで、今年は採れない枝は剪定をしながら、ついでに実を採るという一石二鳥の計画をしたのだが、結局切った枝が、鬼のこん棒のようになった棘にひっかかってなかなか抜けなく、午前・午後と木1本ずつしかできなかった。このやっとの思いで手直ししたゆずの木にはたくさんお日様の光があたるようになったので、来年の収穫を期待したいところ。

さて果物を採るというイメージは、どこか平和で牧歌的なイメージがわくのだが、ゆずの場合はちがう。布団針と同じくらいの長さはあろうかと思う棘が無尽に生えている。
育った棘は鋸でないと切れないほど。
だから容易に木の中に手を入れられない。
棘付きのゆずが頭に落ちてきたら、あたまに刺さる。
というわけで、ゆずもぎはヘルメットをかぶって作業する。

今回は職場の女子を誘い、参加してくれたのだが、事前に命がけのゆずもぎであると説明しておいた!
私もかつてはそうだったが、スーパーでしか見たことがないユズに、あるいは料理で小粋な演出をするユズからは、まさかあんなに棘がすごいとは想像がつかない。

05.jpg08.jpg06.jpg

そういえば、猿もゆずを狙うのだが、やっぱり途中途中で、イテッ!イテッ!なんてなりながらゆずを盗み食いしてるんだろうか…よく裸足・素手でチャレンジするなぁ…って感心してる場合でもないか。

今年から、ちょっとずつ暇を見てはゆずの剪定をするようにしている。
若い枝のうちならハサミで簡単にトゲがとれる。
農家はそうやっているようなので、是非これはがんばってやりたい。
そうすれば、痛くないし、実も採りやすくなる。
採り残しの未練が無くなるように、地道にがんばりたいものだ。

07.jpg09.jpg11.jpg今日の一杯♪

12.jpgお疲れ様でした!

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第97回 定例活動報告
「東の森(11月5日 第1土曜日)」

全体報告<清水>

01.JPG11月5日と言えば紅葉真っ盛りのシーズン。
しかし「あっ!」と驚くほどの紅葉はなかった。まだ早いのか、それとも先月の台風の影響なのかわからないけれど、やや期待外れの感は免れない。(ちなみに海岸に近い我が家の方は台風のため、潮風により樹木の葉は枯れた状態だった)。この日は天気も曇りがち。あすは雨とか。そんな中、19人の会員が集まった。

今日の作業の予定は多岐にわたる。
地元Tさんから依頼された青ユズの摘み取り。物置整備の一環としての棚作り。残り少なくなったまな板づくり。そして午後からは「柞の森ツアー」が予定されている。

青ユズ摘み取り作業は別記報告に譲るが、午前中では取り切れないほどあったようだ。背負子で7籠とか。一見したところ今年はあまりユズができていないように見えたが、色づくとかなり沢山なっている。だが残念ながら、採れたユズは全部黄色かった。

06.JPG前回焼いた炭の出来ばえは?07.JPG08.JPG師匠いわく…75点!

物置の整備も最終段階。スチール製の物置に棚を増設して終わりだ。棚板はコンパネを用意したから問題ないが、柱は杉の丸太。丸太の柱にネジやクギを打ち込むのは結構難しい。クギを打てばクギの方が曲がってしまう。ネジをインパクトで打ち込んでも中まで入りこまない。クギvs杉は何故か杉の勝ち。建設現場では杉材なんて簡単にクギで打ち込めるのにどうして? いつも疑問。この作業も二人で午前中に終了。

02.JPG棚を増やすぞぉ…03.JPGBefore04.JPGAfter

銀杏のまな板は完成品があと7枚となり、スチールの物置に積んである素材も分厚いものが3枚、小さいものが4枚程度。久々に登場のKさんが分厚いまな板に取りかかった。イチョウのまな板は今日、物置から出した素材を加工すればこれで終わり。後は販売するだけだ。しかし柞の森にいけば、イチョウではなくこんどは朴の木が沢山ある。インターネットでみたら、料理人の三大まな板は「イチョウ」「ネコヤナギ」「ホオ」とある。これでKさん、当分楽しい活動ができそうだ。

今日のお昼はキノコの入った味噌汁というか、キノコ汁かよくわからないけれど、味は良かった。肉が入っていないのが何となく寂しい(個人的感想で済みません)。

15.JPG16.JPG17.JPG

午後からは「柞の森ツアー」。インストラクターはHPでおなじみ?のK講師。専門家の立場から樹木について面白おかしく説明してくれた。長年、専門的に森や樹木に携わっていただけに知られた樹木でも新しい発見があった。詳しくはご本人の活動報告に任せます。

今日の楽しい一日も、あっという間に過ぎた。あとは秋川での反省会が残るのみだ。結局秋川では、いつもの通り反省は何もせず、ただ、ただ談笑に終わり。次回、反省会にならなかったことを反省する秋川での会合を楽しみに解散となった。


活動報告<西山>

柚子の収穫

地元Tさん宅前で3人が車を降り、準備されていた道具をお借りしました。
・使い込まれた、使いやすそうな竹製の背負い籠 2籠
・使い勝手の良さそうな、剪定バサミ 3丁
・幾分か使い込まれすぎた、高枝バサミ 3丁
少し心もとないので追加をお願いすると、新しい高枝バサミにプラスチックかごと、出来るだけいっぱい収穫してくださいとのコメントが添えられました。

今回は午後から樹木教室「柞の森ツアー」が控えているため、午前中だけの柚子の収穫作業でしたが、100kgをゆうに超え150kgに迫る収穫。ベテラン・初心者・初体験…取り混ぜて4~5人で作業開始。師匠達の指示・指導により、初心者・初体験組も次第に戦力へと変貌を遂げました。

09.JPG10.JPG11.JPG

次第に人数も増え、収穫で満杯の籠での運搬も開始され、吉祥寺のマスターが登場するころには、両手の指でも勘定出来ない人数に成っていました。
(右手に剪定バサミ、左手に柚子で最初から勘定出来ていませんでしたので、ご容赦…)

残り1時間を切った所でついに鋸が解禁となりました。小柄(小粋)な、作業主任が小脇どころか、両脇に其々梯子(二連梯子をバラしたもの)を抱えて登場。お得意の、ひたすら切る・引き摺り下ろすが始まりました、収穫は二の次!?

14.jpg12.JPG13.JPG

後続の処理班との連携で、見る見る剪定した枝(茨)の山が築かれて行きました。一方、別の木に目を転じれば、吉祥寺のマスターを中心に3~4が連携して1本の樹に取り掛かり、一つの柚子も見逃さずに仕上げていたのが対照的でした。


活動報告<草野>

柞の森(ははそのもり)不思議発見ツアー

当会のホームページ「柞の森の樹木たちの」のコーナーに、これまで取り上げた樹種は、オニグルミ、コナラ、アラカシなどのカシ類、ケヤキ、ホオノキ、タブノキ、モミ、チャノキ、アブラチャン、ミズキの10種、番外編としてドングリ、パイオニア樹種で12回。

月1回のペースで掲載し、ちょうど1周年を迎え、紅葉も始まり森も賑やかなことから、11月5日の活動日、開設1周年記念として柞の森不思議発見ツアーを実施しました。

当日は、小春日和というには汗ばむほどの暖かい日、老若男女15名による約1時間半の散策となりました。本日のお客様一行は、森と野外活動好きが高じてボランティアをやるほど、さらに、齢の甲羅をきているような人生と山のベテラン、そして、いつも漫才をしているかのような口達者の方々ばかりです。これまで小中学生を相手にインストラクションの経験はあるものの、こんなヒネモノ(失礼!方々)の案内は、初体験。よほど心してかからないと食い殺されるかもと、ある作戦を練りました。

まず、ツアー開始を午後にすることにして、午前中に下見をしておきます。その際、説明するところ(ネタを考えて説明できるところ)に赤テープで印をつけておき、適当に冗談を入れ、海千山千の鋭い突っ込みを交わす話題を考えておきました。
コースは、基地から人工林に入り、竹の道、柞の森へ上がり、炭窯跡の平を下るコースです。

18.JPGツアースタート!19.JPG皆マジメに聞いて…          いない人もいる!?20.JPGふむふむ…

説明内容は、人工林の中でも植生交代の準備が着々と進んでいる様子、この地域の暮らしと植生の関り合い、柞の森には樹種が豊富で珍しいものもあること、樹木の種子や萌芽に見る知恵、樹種の同定が難しいこと、パイオニア樹種に見る森の動き、柞の森の地形の特徴などにしました。

なにしろ15人で山道ですから列が長くなり、途中で「もっと大きな声で!!」と注文はあったものの皆さん比較的おとなしい言動でよく話を聞いてもらえました。出来の良い生徒にあたりホッとしました。皆さんお行儀よくまじめに聞いていただきありがとうございました。

今回説明した樹種をおさらいしておきます。
アラカシ、シラカシ、クサギ、南天、モミ、イヌガヤ、オニグルミ、アオダモ、ミズキ、ケヤキ、アカメガシワ等のパイオニア樹種、萌芽の手入れ、イヌザクラ、イタヤカエデ、ムラサキシキブ、ジャケツイバラなどとうんちくでした。
特に、アオダモのところでは、樹種の同定の難しさと、柞の森は悩ましいが面白い森であることを強調しておきましたが皆さん記憶に残っていますか?

ここでお願いです。ぼんぼりのホームページ「柞の森の樹木たち」は、トップページの最初の画像(シュウカイドウ)をクリックするとこれまでの編が見られますが、これから月1回の掲載でも樹種の多さから3年ぐらいはかかりそうな気がします。皆さんにどんどんアクセスしていただき、感想などを聞かせてもらえば励みになります。
ツアーについてもご要望があれば最少催行2名から実施しますので遠慮なく声をかけてください。


22.JPG30.JPG23.JPGマムシ!?  いや…シロマダラ(無毒)ではないかと…

21.jpgケヤキの種DSCF0677.JPGエイザンスミレ?フウロ?DSC_2467_406.JPG眠れる森の…

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