2010.6 report

第67回 定例活動報告
「東の森(6月20日 第3日曜日)」

全体報告<大日向>

参加者22名
とにかく蒸し暑いの一言。「朝早く家を出るのがきつかったけど森に入るとやはり気持ちいいですね」と誰かが言ってたが、それでも午前中だけでペットポトル2本を空にしてしまう蒸し暑さ、コーヒーも何回も沸かす一日でした。
初参加者は地元にIターンした家族連れで、子供たちはテラス周辺を元気に歩きまわっていましたが楽しんでくれたでしょうか。
今日の主な作業は11 [道路班]開通のテープカットの瞬間.JPG道路開通テープカットの瞬間
@作業道(別記)開通式 作業責任者と会の最年長者、それに初参加者の6歳の子3名によるテープカットが、酒と塩がふるまわれにぎにぎしく行われ、送電塔まで簡単に行けることになりました。
@炭焼き(別記)早出組による9時点火で時間通りに終了しました。7月に予定している河原でのバーべキューに使う予定です。前回失敗してしまったため満を持しての作業です。
@ ボサ刈り(別記)毎回、毎回同じことの繰り返しですが継続は力です。少しずつ森が姿を現してくれます。それにしても暑い!。
@樫の大木抜倒 分類上では中径木でしょうが萌芽更新後伸び放題で暗い森を形成してました。試みに5本倒してて見たが周辺含めて樹高が高いために、少し光が入った程度で何事もなかったような風景でした。むしろ後片付けが大変で、年の順番から退散し次回に持ち越すこととなりました。材の利用方法を考える必要があります。
@暑いから味噌汁は濃い目にしたよ。草が生えてきたから草刈り機で刈ったよ。各人各様な配慮で森の作業が進んでいくのは嬉しいものです。
@新製品 仮称「引っ張れーたー」。メンバーの知恵者が新製品を考案し実演となりました。高木を伐倒する時 ロープを張り、倒れる方向を調整しますが高いところにロープを掛けるのはなかなか厄介です。そこでこの「引っ張れーたー」なる代物が登場します。
[一人草刈班]本職!?.JPG一人草刈班(本職!?)幹にロープを掛けた輪を巻き、竿をするすると伸ばし適当な高さまで輪を持ち上げ、予備のロープを引っ張るとロープはその高さで定着し、引っ張りが容易にできるというしかけです。
実演では 8メートルの高さでロープが固定され拍手がわきました。ボランティアらしく遊び心のある新製品です。
乞う ご期待!!



初参加者感想<原田>

○ご主人[炭焼班]ねぇねぇ何してんの?.JPG炭焼見学 ねぇねぇ何してんの?
先日、ぼんぼり山の会に家族で参加させていただいた原田です。色々とお世話になり、ありがとうございました。大変楽しかったです。私、原田は指に怪我をしてしまい、途中離脱して申し訳ありませんが、森の間伐作業の一端をかいまみえて、大変参考になりました。現在、針葉樹と広葉樹の区別はつきますが、落葉広葉樹・常緑広葉樹の違いがこの時期は分からないなど、まだまだ勉強不足ではありますが、これからも折をみて参加させていただければと思います。子供たちもこのような貴重な経験をさせていただきまして、ありがとうございました。

○奥様
私は山歩きが好きなので、子供ができる前はよく山に出かけていました。[道路班]並んで並んでぇ~.JPG道路開通式 並んで並んでぇ~
どの山でも、訪れる人が歩きやすいように道が付けられ、
沢やあぶない箇所には橋がかけられ、崩れやすいところには階段が付けられています。
それが当たり前という感覚です。
今回、それが人の手で、たくさんの労力をかけて作られて守られている事を実感しました。飽きっぽい子供が一緒なのでなかなか参加は難しいかと思いますが、2~3ヶ月に一度のペースくらいで参加できればいいなと思います。
ありがとうございました。


ボサ刈り報告<後藤>

《仁義なき妖怪の森》
枝に枝が重なり、それにまた絡む 四方八方のツル地獄。
植えっぱなし、腰折れ、足折れ、背曲がりの針葉樹。
勝手気ままに生え放題の広葉樹。 空が恋しい妖怪の森。

ほっとけば 植物社会の秩序の内でいろいろと淘汰され いずれ
300年もすれば土地本来の潜在自然植生、照葉樹林に還るとか!
でも・・300年とは ちと長い。
高温多湿の森の中、あっちでも、こっちでも、むこうでも 黙々と
ノコを挽き、ナタを振るう 男女の姿が見られました。     

おそらく汗ポタポタ、血ドロドロ、頭クラクラ、身体ヘロヘロ。
決して職場や家庭では見られない 尊くも、美しい風景でした。

これら作業後の疲労回復には やはり「黄金色の栄養ドリンク」が
一番のお勧めとか!
飲み過ぎ 効き過ぎで、多少の副作用はあるでしょうが!


炭焼班<中丸>

久しぶりの5時起き、眠い目をこすりながら8時に4名が集合。
山に着くといきなり大仕事!それは、10キロのブロックを抱え、あの坂道を登ること。
ぜーはー言いながら、4人がんばりました。06 [炭焼班]火入れ間近.JPG火入れ間近
肉体労働はまだ続く!休む間もなく作業場の上から土運び。おおっ、土って想像以上に重いのですね。運んだ土で泥まんじゅうを作り、ぺたぺた窯を密閉。この密閉が重要という事で、丁寧に作業。いよいよ火入れです。
<9時 点火>
この日は秘密兵器が登場。吉村さんのとっておき、自動団扇という名の扇風機です。
少々風が弱いかも、ということで、扇風機+団扇のWパワーで、順調に薪は燃焼。
最初に出る煙は水蒸気だと教わりました。煙にさわっても熱くない。
<9時40分 焚き口を泥で閉じて小さくする>
タイミングは、煙が熱くなってきたところ。水蒸気が抜けたころだそうです。煙の色は白(水蒸気)→茶→青 と段階的に変化するとのことですが、…私にはほとんど分かりませんでした。このあと3回薪を追加。徐々に煙が透明なゆらぎの熱に変わっていく…はずだったのですが、なぜかこの日は煙がいつまでも出続ける。なぜ? 07 [炭焼班]扇風機の登場です.JPG扇風機の登場です
<14時10分 焚き口を泥で密閉>
「もしや、中で燃えてしまっているのかも?」との不安が発生。
しかしながら煙がいつまでもなくならないため、前回の時間を参考にして強制的に焚き口をふたしてしまいました。その後も煙は消えないまま。
<14時40分 煙突に缶をかぶせる>
ここでハプニング発生!煙突から出ていた煙が逆流して、焚き口側ほうから煙がもくもく。泥で密閉していたはずなのに、けっこう隙間があったようです。
<15時 冷却水をかける>
だんだんと煙もおさまってきました。あとは次回の窯だしを待つのみです。

初めての炭焼きは知らない事ばかりで、ひとつひとつのことが全部勉強になりました。気温、湿度、素材などによって、その都度条件が変わるようなので、最後に頼みにするのはやはり「自分の感覚」のようです。この感覚を磨く為にも経験を重ねるのみです。
いろいろ教えてくださった尾島さん、どうもありがとうございました!
08 [炭焼班]しばらくお待ちください状態.JPGしばらくお待ち下さい状態09 [炭焼班]けむりチェック.JPGけむりをチェック




道路班<清水>

ようやく開通「ははそ道」

ははそ道がようやく開通した。この作業、通算して7日。竹の小径の作業を入れれば延べにして12日。道づくり通算286メートルに達した。もっと言えば今は廃道に等しくなった基地からの西側の竹藪入口までを合わせれば約400メートルにも達する。人数はレギュラーの○○組シャチョー、下請けのシャチョー、そして吉祥寺から出稼ぎのオッサンに風貌と体型から土方仕事向きで○○組後継者と目されるヤングUの4名。イレギュラーは料理長、ヨルダン、ボッカ,エンちゃんなど四名の共同作業だった。10 [道路班]ゴーーーーール!!.JPGゴーーーーール!!

このグループ、道を作ったり、基地の小屋を作ったりおおむね間接作業が任務だが森林部隊の要請があればいつでもノコギリ、チェンソーを抱えて応援に駆けつけるといういわば遊軍部隊だ。(遊)軍だからその活動は昼間にとどまらない。日が暮れてからのアフターファイブの予約から、その時間帯を盛り上げるという太鼓持ち的な存在にもなっている。おそらく日本全国森林ボランティア団体数あれど、こういう特異な間接部隊を抱えている組織は珍しいかもしれない。ちょっと脱線。

われわれにしては厳かな開通式典が、定例作業が始まって一番に行われた。竹の小路を少しすぎたところで紙テープをはり、会長のアイデアで長老、そして中堅、そして若手が並んでテープカット。この時ばかりは私も「中堅」。6歳の男の子の参加者は一番若いということで選ばれた。時代を超えていつまでも森林を整備していこうという会長の願いが感じられる。道に塩をまき、酒を少しだけまいて、道の入り口を清め、厳かな開通式は滞りなく終わった。残った酒はいつの間にかなくなった。いつもの例だ。

12 [道路班]ゴール左手はもう東電.JPGゴール左手はもう東電振り返ってみると、一輪車が楽に通れるようにと等高線にそってなるべく平らな道づくりを心掛けた。おおよそ目的は達せられたが、作業は順調ではなかった。ははその森までは2.5日で到達。しかし、そこを過ぎてからの道づくりが大変だった。数十年も放置された森で急斜面。数十年前植林したであろう樹木が朽ちて倒れ道をふさぐ。先発の森林部隊が撤去してくれるが、現地調達の土留め材になるものがほとんど腐っていて使用できない。離れた所から運ぶのに労力と時間がかかった。とくに沢のようになっているところにはやむを得ず工事現場で使う単管を購入して橋桁にし、間伐材を並べて通れるようにした。ここもそのうち橋の名前をつけようかと思う。その最大の難所を過ぎると一直線で鉄塔下の草はらが見えてくる。ゴールは近いがこれが又、結構大変だった。今までにない急斜面。斜度40度くらいある。一人が先発で斜面を切り崩し、土をならしながら進む。そのあと後続が土留めの間伐材を並べていく。斜度の関係で道はやや狭まったが通行には十分。ようやく草むらに達した。さらに草むらを獣道のような感じで進もうと思ったが同じような急傾斜。そして一本の木もない。おまけに境界石があり東電の敷地なのでやむを得ずこれでエンド。そこからは斜めに下りて東電鉄柵にそって何度も歩いて草を踏み固めて、ようやくの思いで下から上がってくる東電作業道とドッキング。

これで今回道づくりは一応、終了。あとは途中にベンチや標識を作る予定。今回は作業現場往復のための道だが、ははその森の本当に素晴らしいのはもっと上の方だからそこまで行きやすいように途中から分かれ道を作りたいと思っている。今回の道づくりは皆に喜ばれる作業となりレギュラーもイレギュラーも十分満足する結果となった。


ボサ刈班

01 [ボサ刈班]作業風景1.JPG作業風景02 [ボサ刈班]いつものうように切ったらお片づけ.JPGいつものように伐ったらお片付け03 [ボサ刈班]やってもやってもやりきれん!.JPGやってもやってもやりきれん!

04 [ボサ刈班]太めの広葉樹を切り倒した.JPG太目の広葉樹を切り倒す05 [ボサ刈班]明るくなりましたね.JPG明るくなりました

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第66回 定例活動報告
「東の森(6月5日 第1土曜日)」

全体報告<大日向>

今日はリピーターと地元の大物(?)も参加して24名での作業となり、事前の天気予報に反して雨にもならず、また暑くもならずに気持ちの良い一日でした。01 これがうわさの?ヒッパレーター!.JPGこれがうわさの?ヒッパレーター!

主な作業は
@作業道作り(別記)は送電塔まで開通し、次回に開通式の予定。
@ぼさ刈り(別記)は一部尾根道の下までとどいた?
@テラス周辺はいつも味噌汁作りで頑張っている料理長をはじめ炭焼きの準備作業、まな板づくり等各人それぞれの作業をおこなった。

6月の森は若葉が濃くなり、日差しを浴びていた春の雑山は一変して鬱蒼とした森へと変貌し、一か月前とは見違える風景である。次回は樫の大木を伐採しどのくらい明るくなるか試してみたい。また今年の大風で萌芽更新木でその後伐採がされなかった樫が根こそぎ倒れている。不思議なことに盛りあがった根の上に大きな岩(石?)がちょこんと乗っかっており、落ちたら大変である事から次回に皆で相談することにする。

人工林の山主がテラスでお茶を飲んで帰ったが樫等の常緑樹は切ってほしい、くぬぎ・こなら類は残してほしいとの話が出た。我々の目的と合致しているのは嬉しい事です。

大物が作業道から戸倉に通じる道を往復しました。3か所ばかり崩落しているとの事ですが光巌寺の裏手に通じているとの事。昔の小学生はこの山道を通って戸倉の小学校に通っていたことになります。


今日地元のお年寄りが亡くなられました。親子二代にわたって木を植え、育て、年を取ってから森に入れなくなったことを嘆いてました。段畑で背中を丸めながら農作業をされていた姿が思い浮かびます。また森の語り部が一人いなくなることは寂しいことです。ご冥福を祈ります。

02 まな板完成間近です.JPGまな板完成間近です04 [道路]道らしくなってきた.jpg道路工事中03 [道路]道路工事中.JPG道らしくなってきました





ボサ刈り班<冨澤>

05 [ボサ刈り]まだまだあるよジャングルが.JPGまだまだあるよジャングルが
<六月の山仕事より>
春先から初夏にかけ山の移ろいは目まぐるしい
春先の山なみは萌黄色に萌えあがり来るたびに変わる
山桜に煙る山襞が週を追って頂きに駆け登り、藤波が絡む杉木立も
何時しか黒ずんだ緑にかわる・・・五月を終わるとその色も次第に
深まり<重い山の景色>に変わる
日増しに気温も高まり雨の日も多くなる・・・<梅雨の季節>に入る

東の山の中腹に進む<作業道>も程なく完成を迎える
これに平行して進む<ボサ刈り>は傾斜の増した地帯に入り
ツル絡みのした高い潅木が多く、稜線の白い空間を直ぐ上に望みながら
難渋を極め捗らない
植えられて<可なりの年数の杉>も傾斜したものが多くなってきた
広葉樹も細く高い木立となり、梢の葉を見分けるのに難しく、
ともすると<除伐>してしまう・・・細心の注意が必要である

ボサガリは伐った木の枝を払い、幹を整置するのに可なりの労力を
必要とする 足場の確保や疲労の蓄積(季節柄)にも留意し
のんびりやるように心掛けたい
【進捗:2/3程度】と思われる

06 [ボサ刈り]倒木処理中.JPG倒木処理中07 レンジャーに目立ての極意を教わる!.JPGレンジャーに目立ての極意を教わる!08 今日もお疲れさん・・・終わりの会.JPG今日もお疲れさん…終わりの会

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