2012/06 report

* 6月17日第3日曜日の定例活動は中止となりました。

特別寄稿<大日向>

3本ポプラ
3本ポプラ 素材.JPG2004/09/21
先日友人から、私が植えた「3本のポプラが元気に育っているよ」との連絡があり、思わず喜びの声をあげてしまった。
これぞ植林ボランティアとしての醍醐味。

私は以前、中国・内モンゴル自治区の沙漠で緑化活動に従事していました。その植林活動の合間に、余った3本のポプラをまとめて植えたことがあります。翌年その場所へ行ってみると、その3本だけが活着して青々と葉を茂らせており、嬉しかったのですが同時に不思議でもありました。たぶん良い水脈を見つけたのでしょうか。

以後、訪れるたびに剪定をしたり写真におさめたり…。最後に訪れた四川地震のあった2008年5月には10メートルを超すまでになっていました。4年後の今は根もと同士がくっ付くくらいになっているだろうか?と想像するだけでもワクワクしてきます。
近いうちの再会を楽しみにしています。

ぼんぼりの森は、広く奥深いために間伐・道作り等に追われ、なかなか植樹までには至っていなかったが、今年初めて植樹が出来る空間が出来てクヌギ・ナラの木を植えました。どう育っていくのかが楽しみです。来年は皆伐地の植樹を予定しており、どんな木を植えるかも…これまた楽しみ。

ぼんぼりの森ではまた、一昨年ホウノ木の高木を倒した切り株からの萌芽更新が始まって、既に1メートルを越す次世代のシンボルツリーが育ちつつあります。50年先に再び伐採?されるかも知れないが、この生育ぶりが…またまた楽しみでもある。

樹木も人間もこの繰り返し…

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第117回 定例活動報告
「東の森(6月2日 第1土曜日)」

全体報告<大日向>

万物がいきいきと活動する陽気! 今が一番良い季節だろうか…18名が集まりました。

DSC_3868_1390.JPG若竹
前回、前々回と報告したあの竹の子達が今日は生き生きとした若竹に変貌した姿を見せてくれたが、その成長の早さは“凄い!”の一言である。
今回から竹林専門員二名をを抜擢?し古竹を伐採して込み合う竹林の若返りをお願いした。

森林整備(別記)
一部は尾根筋まで到達したが、幅広い山腹に展開しての作業!昼どきテラスまで戻るのは時間のロスだと居残りの人も現れ作業は順調に進んだ。汗を流せば流した分だけ応えてくれる、最初の森の形状を知っている者にとっては何とも言えない気持ちである。

作業道(別記)
道づくり同好会(?)の有力メンバーが参加して竹林まであと少しのところまで進んだし、道の周辺を草刈りしただけで雰囲気が変わる。

そのほか
炭焼の準備も進み、味噌汁は具材として自生の蕗が加わり独特の風味を出していた。
豊島区から自転車で来た人、高尾駅から走ってきた人、夏登山のトレーニングで来た人、色々な人が集うのは賑やかで良い。しかしながら「草むしりをする年寄りが少なくなってきた」と段畑で自治会長のお母さんが草とりをしながら言っていたが、畑にでるお年寄りが少なくなり、子供の数が減り、空き家が目立ち、小学校も廃校が決まっている状況をどう考えるかは難しい課題である。
アフター5はいつもとは場所を替えて9名が集まった。

DSC_3891_1413.JPGどれが若竹でしょう?DSC_3959_1479.JPG炭焼きの準備DSC_3879_1401.JPG高尾駅から走って約2時間…ゴォール!

活動報告<神津>

緑の風に吹かれながら

2回目(6月2日)の参加です。朝の会で2回目は早くも中堅、3回目でベテランだと言われ思わず笑ってしまいましたが、今後も続けていければと友人共々思っています。山には長く登っていますが、こうした世界に入ることは想像していませんでした。新鮮な思いでした。

DSC_3931_1452.JPG前回は尾根や周辺を眺めながらで、蔓や照葉樹の伐採が中心の比較的軽い作業でしたが、今回は傾斜が増した斜面でのっけから杉、檜の間伐が主でした。混み過ぎて生育が悪い物、頭上が覆われ枝も枯れ掛かっている木などを狙い、切り倒していきました。ノコギリが深く切れ込み、あと1センチを残す当たりで、木が赤い切り口を見せ、悲鳴に似た音を立てゆっくり倒れてゆく様は、ここまで時間を掛け育ってきた無念の思いが込められているようで、哀れでもありました。

DSC_3935_1456.JPG木を下ではなく斜面に沿って倒すのが良いとアドバイスを受けましたが、結構難しい。足場の悪さも手伝って倒れる木から自分の身を庇うことが出来ない怖さがありました。倒した後、枝を払い幹を寸断し向きを置き換える作業がより体力を消耗しました。足首が切り倒した幹の間に挟まったりし「うっ」と来る瞬間が幾度かありましたが、帰宅後風呂で膝から下に血の混じったかなりの数の擦り傷を見てびっくり。地下足袋・ゲートルが必要だと思いました。前回同様辺りに空間が出来、周辺が明るくなり、空が望めるようになって今回は終了しました。目で確かめられ満足感が残りました。帰路出来上がった林道を歩き、こちらの作業のほうが遥かにきついように思われ、感謝しております。

蔓の太さを見るとき、植えられてから放置されてきた時間の長さを思います。それは日本の林業経営の困難さが深刻さを深め、崩壊してゆく時間の長さそのままです。小屋を出て畑で三人のお婆さんに挨拶をしました。彼女たちが若い時代に植えた木々。例え今こうして手が加えられ、ある程度の保全が図られても、50年、100年後にはどんな山になっているのか気がかりです。まして放射能汚染に見舞われた東北の山々はどうなるのか、手が入ることは期待出来ない様に思われます。日本各地の自然林や美林の写真集が出され、人々の注目を浴びて賞賛されていますが、こうした無名(?)の山々は振り返られることもありません。治山、治水の役割に変わりは無いのですが。


活動報告<佐伯>

DSC_3876_1398.JPGこれまで2回(?)入った竹林上部のヒノキ林。
道のりやや遠く、ラストスパートが斜面きついアンド足場の悪い現場で、切るべき木はたくさんあるのに、時間かけて昼食の度に基地まで戻り重たいお腹でまた登るのは、もーイヤだ!と思って前回の活動時に昼食時にテラスへは戻らない宣言をした。おむすび2つと水分1L、何があってもこれだけは忘れることのない甘いおやつを持って、いつもの現場に向かった。

前回の作業場に到着して、はぁ~今日はめいいっぱいやってやるぞーっ!と意気込んだ。どうぜやるなら作業エリアの一番上からと思っていたが、前回作業したところもなかなか気になるんでまずはそこから。4本ほど倒して自分なりにそれなりの長さに玉切りして段積みにして…うーん美しい~♪と自惚れた。

DSC_3926_1447.JPGところで、なんとこんな高い所までコーヒーデリバリーがやってきた!
普段基地でまかないをしているペアがなんといきなりやってきたのでびっくり。息が上がってヒィヒィ言ってる!そりゃあそうだろうよ。だから私は昼に降りてまたここにくるのがイヤだと言ったんだ。朝、「そんなこと言わず昼に戻って来い」と言ったそのおじさまも、そんな私の気持ちがわかったに違いない。


休憩終わるともう11:40分で、昼に戻るための笛が鳴りみんな降りて行った。
「○○さーん、午後また来る~?」
「わかんなーい」
何をーっ、午後私一人かいっ。
すっかり静かになった山の中で、1人気楽に昼食を取るのであった。
どこか麓で子供が笛を吹いているような音がするな…と思いながら、ゆるくなったソーチェーンを工具がないので鋸の先端でむりやりネジまわして、とりあえずのメンテナンス。

その間ずっと笛のような音がする。
結構山の上部だから麓から聞こえるには近いし、曲でもなんでもない。
もしやなんかの動物かも。

ひと段落して、さて、せっかくだから上からやろうとさらに尾根を目指して登った。
なんか道らしきものが出てきた。作業道っぽい。そして作業エリアもここからっぽい。ということで、細いヒノキを見つけては切っていった。まず切るべき選ばれた木は女性の手首ほどの細さなので、ひっかかってもすぐに外せて楽だ。しかし、すでに日陰になって育ってないヒノキだからどれだけ切ってもお日様の光が入ることはない。
ということは、この作業エリアは終結までにまだまだ時間がかかるということで、また次回もここからか~と思いながら、山を後にした。


活動報告<清水>

無用な道から有用な道へ

朝から風邪気味で体が何となくだるい。それでも作業して体を動かせば調子が出てきて風邪なんかどこかに吹き飛んでしまう。それがいつものパターン。聞けば仲間のOさんも今日は風邪気味とのこと。道づくりに取りつかれたKさんが三回ぶりに来たのだからここは風邪を押しても「やらにゃなるめ~」と。元気なのはKさんだけだ。そもそもこの新道、入会したてのKさんのために始めたようなものだ。そのときは正直、あまり必要性も感じられず、みんなも殆ど使うことがなかった。いわば無駄な高速道路の建設のようなものだ。言い換えればKさんの「ワンマン道路」みたいなものだ。今流にいえば無駄の象徴のようものだ。ところが森林整備班が鉄塔近くの奥深い森の整備を始めるようになってから俄然と脚光を浴びはじめてきた。この道が現在の森林整備現場のアクセスにピッタリなのだ。そんな訳で、張り切るKさんに引きずられて延伸工事が始まった。

DSC_3882_1404.JPG道づくりの場所は斜面がきついほど木々の間に通す間伐材の下側に空間ができて、崩した土も流れやすい。そこでその下に更に、間伐材を入れたりするのだが、今回は新兵器が登場した。長さ約1.2m程度の大バールだ。これをテコに使えばちょっとした大きい石も簡単に埋まっている地面から外すことができる。大きさを見て間伐材の下の空間にはめ込み、土が流れないようにして反対側の上斜面の土を崩す。石が大きすぎれば、大ハンマーでたたき割って細かくし、小さくなった石のかけら部分は眼つぶしとして入れる。このようにしていつもは邪魔物の石も、逆に探すようになった。石歓迎だ。

DSC_3888_1410.JPG午後の作業時、土留め用の間伐材を倒す必要がありKさんが手鋸で切り始めた。受け口を入れるが鋸が切れないので、私がチェンソーで追い口を入れ倒すことになった。斜面に倒すのではなく並行に倒すつもりだったが、ほんの少し重心が下に向かっていた。全部切ってしまうと斜面下に倒れてしまうのでほんの少し伐り残しをして後は二人で予定方向に倒すつもりで手で押したら上で掛かり木となりほぼ垂直にたってしまった。Kさんは思い切り力を入れて押したのでその反動で木は残り、Kさんだけが頭からひっくり返ってしまった。相撲でいえば見事な「うっちゃり」にあって土俵下に落ちたようなものだ。早退して医者に行ってレントゲンを撮ったら骨には異常なく捻挫とのこと。来場所の出場は問題ないらしい。しかし最後まで作業に参加はできなかった。きっと残念だと思う。相手の木は揺すって予定の方向に簡単に倒れた。でも土俵際で残した間伐材に軍配。

Kさんの抜けた穴は午後から道づくりに参加した料理長が立派に穴埋め。鍬を持っての地ならし。包丁を持つより様になっていた。このころになると風邪も何となく抜けてきた。今日の成果は約40メートル位か。残りはやや下り勾配の7、8メートル。Kさんに残しておいてあげなければ・・・


DSC_3873_1395.JPGDSC_3960_1480.JPGDSC_3954_1474.JPG


付録 <出前コーヒー物語>

今日は(珍しく!?)山で作業するというマスターに代わって、昼の汁物準備を終えた二人が
コーヒーの出前を買ってでた…
DSC_3900_1421.JPG皆はもっと上にいるの?DSC_3895_1416.JPG一緒にひと休み♪DSC_3903_1424.JPG甘いものもあります

DSC_3919_1440.JPG一緒にひと休み♪…その2DSC_3937_1458.JPG会長~コーヒーです!DSC_3944_1465.JPGマスターにもお届け完了!   時刻は…既に11時45分       もうお昼だ… (><);

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